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更新日 2018-07-30 | 作成日 2018-07-30

富士尾山1296m

富士尾山に登ったのだ!

更新日 2018-07-30
作成日 2018-07-30

やまわんこLinkIcon

2013年5月22日に、まずは近くからということで「富士尾山」に登ってきました。

入山禁止の看板と止山のビニールテープに翻弄され、山の神の祠に出るまで1時間も徘徊。
朝飯前の登山が、とんでもないことになってしまいました。
低山でも、なめてはいけません。

満願寺側の登山口

栗尾山満願寺の上の駐車場入口を通りすぎ、山火事防止の赤い横断幕をくぐると、右側にクルマ数台分のスペースがあります。そこにクルマを停め100mほど行くと、右側斜面にコンクリートの四角い貯留槽があります。そこが登山口です。

中腹の道に出ます

急な土手をほぼ直登すると、中腹の道に出ます。登ってきた正面の沢には「入山禁止」「止山」の看板があります。道を右に向かいます。

入山禁止の看板と・・・

中腹の道に出てから50mほど。入山禁止の看板とビニールテープにやられました。道なりに尾根を直進して山中を徘徊すること1時間。何本も縦横無尽に走る山道が恨めしい。しっかりと体力を消耗しました。ビニールテープで止められているのが正しい富士尾山の登山道です。

山の神

ビニールテープをくぐってすぐ先、左側に山の神の祠がありました。入山時、下山時には手を合わせるのが山の身だしなみです。

尾根に出る

入山禁止のビニールテープにガイドされるように登っていくと、前が開け、尾根道に出ました。左側には、有刺鉄線で囲まれた何らかの構造物あり。地下からは水の音が聞こえてきます。尾根なのに不思議。ここでアートヒルズ西側からの登山道と合流です。

イワカガミ

尾根筋に出てからは、緩い登りと急な登りが交互に現れます。途中、イワカガミが咲いていました。ツツジも咲いていて、目を楽しませてくれました。

松と大岩

急な坂を登っていくと、松の根が食い込んでいる巨岩がありました。この先にも急登と笹藪が待っています。

里山は基本的に直登です

北アルプスの整備された登山道は、急斜面にはジグザグに付けられています。ところが里山は尾根に沿って直登ばかり。低山でも意外と負担は大きいのです。

山頂に到着

山の神から1時間半もかかって山頂に到着。「まろん」と「すもも」も大喜びです。天辺だって分かっているんだろうか。富士尾山なんぞ朝飯前だと思っていたので、ここで朝食。わんこたちも咽が渇いていたようで、ペットボトルの水をほとんど飲んでしまいました。山中を徘徊していた時間を入れると2時間半かかったのは予想外。里山をなめてました。

下山道なし!

山頂の先には「下山道なし!」の標識がありました。 後日、小岩嶽農場の伊藤さんに話したところ、地形図を見ながら「この辺の衆はそのまま尾根伝いに下って来ていた」と。でも、かなり急らしい。

山頂から安曇野

山頂から安曇野側の眺望です。樹林帯の中なので、景色はイマイチ。

山頂から北アルプス方面

右側の台形の山が有明山。左の残雪の峰々が北アルプス・燕岳の稜線です。

笹藪あります

登山道の途中には、背丈ほどの笹藪が2〜3か所ありました。ちゃんとした長袖、長ズボン、出来れば軍手も着用した方がいいかも知れません。夏は虫刺されにもご注意を。

石仏

登っていく時は気がつかなかったのですが、途中に石仏がありました。立札もあったけれど、文字が見えなくなっていて残念。

分岐に出ました

満願寺側登山口とアートヒルズ側登山口の分岐に出ました。なんと真中にももう1本、道があります。止山の中にはこんな道がたくさんあるので、十分に気を付けましょう。ここまで来れば、登山口まであと僅かです。

安曇野の四季